ミシガンのリゾート地として有名なMackinac islandへ行ってきました。ミシガン州の2つの半島、lower peninsulaとupper peninsulaのちょうど間にあり、Lake Huron(ヒューロン湖)に浮かぶ小さな島です。
”マキナック”ではなく、”マキノー”アイランドと発音するそうです。
ミシガン州周辺にはアメリカ先住民が多く住んでおり、”マキノー”という言葉はメノミニー族の言葉でturtle(カメ)を意味するそうです。また、デトロイトの語源でも触れたように、この地域はフランス人によって開拓されたということもあり、この”Mackinac”もフランス語によるスペルだそう。どうりで読めないはず。
さて、島へ行くには、lower peninsulaの最北端にあるMackinaw cityかupper peninsulaの南端にあるSt. Ignaceという街からフェリーで向かいます。今回はMackinaw cityから向かうことに。
Mackinaw cityは小さな港町といった感じ。お土産屋さんやレストランも並んでいるので、フェリーの待ち時間に散策できます。
ホテルやモーテルも多く建ち並びます。道も整備されていて、綺麗な街です。
島へはフェリーで約25分で到着します。フェリーからはMackinac Bridgeを横に見ることができます。Mackinac Bridgeはミシガンの2つの半島、upper peninsulaとlower peninsulaを結ぶ橋で、ミシガン州の運転免許証にも描かれているミシガンのシンボルです。
いざ、上陸。
このMackinac islandに車は走っていません。島内での移動は、徒歩、レンタルサイクル、馬車になります。それほど大きな島ではないので、自転車だと1~1.5時間くらいで島を一周できます。
メインストリートにはレストランが沢山ありますが、可愛らしいスーパーもあります。ここでご飯を買って、自転車で景色の良い場所に移動してランチをすることに。
メインストリートから少し外れると、芝生の広がる公園があり、午後になると多くの人が座り、遊んでいました。
メインストリートから自転車で10分くらい行くと、綺麗な海ならぬ湖(Lake Huron)の景色が広がります。水が綺麗で、魚が見える見える。
さらに(島を反時計回りに)進んでいき、Mackinac islandの観光スポットArch Rockへ。その名の通り、石灰岩で出来た岩がアーチ状の形をしています。
アーチ越しに湖の景色を見るには、階段を上っていく必要があります。馬車ツアーの場合には、丘の上で降ろしてくれるようです。
大砲の置いてある浜辺でLake Huronを眺めながら、ランチ。British Landingと書かれた記念碑があり、1812年にイギリス人が上陸してきた場所のようです。
メインストリートから離れると、人もそれほど多くなく、この景色をほぼ独り占めできました。
Mackinac islandは、とても美しい場所でした。Sleeping Bear Dunesやupper peninsulaなど北のほうへ行く機会があるなら是非立ち寄りたい場所です。
ちなみに、Mackinac island内のホテルはどこも高めのお値段でした。宿泊を考える場合は、Mackinaw CityやSt Ignaceなどが良いかもしれません。
ただ、島内にはGrand Hotelという映画の撮影でも使用された有名な4-starホテルがあります。最低1泊$400くらいするようですが、余裕のある方はそこでの宿泊も良いかもしれません。