アメリカで歯医者の続き。
先日の治療費見積もりで、$5,000というとんでもない額が飛び出しました。ただ、治療の内容的に日本で行っても少し安いくらい。日本に一時帰国する場合の飛行機代+治療代を考えると、値段的にも時間的にもアメリカで治療したほうが良いという結論に至り、見積もりから数日後に治療を受けると決心しました。
その旨を電話で伝えて、早速予約。
治療初日は、root canal(神経治療)2本です。今回は日本人の衛生士さん。2箇所一気に治療するので、当然麻酔の注射も2回。。。麻酔注射の前に塗るタイプの麻酔(表面麻酔)を付けてくれたのですが、「何味がいいですか?」と聞かれました。思わず、えっ?と聞き返してしまいました。最近は、香料入り表面麻酔なんてものを使うとは。
ストロベリー、バナナ、バニラ、ラズベリーなどと言われ、ストロベリーを注文。
香りで痛みが多少紛れるらしいです。
とはいえ、やはり注射は痛かった。。2本とも。。
すぐに唇の感覚はなくなりました。上唇全部と鼻下まで麻酔が効きました。洗浄を繰り返す神経治療。洗浄の途中で1度確認のためにX線、洗浄後に薬を入れて再確認のX線。しかも歯2本の治療なので、X線の回数は掛ける2回です。念には念をということだと思うけど、そして場所が多少違うとはいえ、計4回のX線は嫌でした。唇付近の人口被ばく量がこの日だけで急上昇です。。。
無事、この日の治療は終了。唇はアンコウのような、サザエさんに出てくるアナゴさんのようになった気分です。自分の唇がゴムで出来ているみたい。麻酔は寝るまで完全にはとれませんでした。ご飯を食べるのがホントに大変でした。
治療費は、保険会社に問い合わせた上で確定し、後日請求書が家に送られてくるとのこと。かなりドキドキです。ただ、別の専門医のところへ行かずに済んだので、前回の見積もりよりは安い(はず)とのこと。
帰りにCVSへ寄り、約1週間分の抗生剤をもらってこの日は終了。
通院2日目(初日から1週間後)。
フリッパー(はめ込み式の仮歯)のための型をとって終了。
通院3日目(2日目から1週間後)。
この日は欠けた歯の抜歯+フリッパーの装着です。抜歯ということは、もちろん麻酔が必要。はい、注射です。。今日は違う衛生士さんで何も味について聞いてくれなかったけど、ストロベリーだった。根しか残っていない歯なので、抜歯するのは大変なのかと思いきや、意外に早く終了。
初フリッパー。1本の入れ歯みたいな感じです。上顎にはめる形です。見た目では仮歯とはすぐにわからないレベル。口の中が狭くなるので、違和感がしばらくありました。食べ慣れないため、なるべく固いもの、大きいものは避けて食事しています。
今年予定していた治療はこれで終了です。すぐに本ブリッジの治療もできますが、来年の保険を活用するために12月までフリッパーで頑張るしかありません。
まずは、治療第一弾の請求額がいくらになることやら・・・