ミシガン大学でアメリカンフットボールを観戦

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アメリカで4大スポーツと言えば、アメリカンフットボール、バスケットボール、ベースボール、アイスホッケーです。

最近の調査では、サッカーの人気が高まり、アイスホッケーを凌ぐほどだそうですが、それでもアメフトの人気はダントツのようです。

NBAやMLBは観戦したことがあるけど、アメフトやアイスホッケーはまだ観たことがありません。アメリカにいるからには、やはりアメフトを1度は観てみたい!と思い、ミシガン大学のアメフトの試合を観戦しに行ってきました。

大学リーグとはいえ盛り上がりはすごく、NFLに次ぐ人気なのだとか。特に、ミシガン大学は名門チームのようです。過去の試合の総合成績の数値を見ると、勝ち数、勝率ともにNo.1!

Ann Arborのダウンタウンに近いミシガン大学キャンパスからスタジアウムに向かいましたが、Mの文字が書いてある黄色や紺のパーカーや帽子を着た多くの人がすでに同じ方向に向かって歩き出していました。

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ミシガンスタジアムBig Houseへ向かう人々

向かう途中には、とある家の敷地に学生が集まって、何やらすでに盛り上がっています。ミュージックもガンガンにかかっています。若いっていいな。

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大きなMの文字が出迎えてくれるミシガンスタジウム、通称Big Houseに到着です。ちなみにこのスタジアムは全米一の収容人数を誇るスタジアムのようです。最大収容人数は、なんと約10万7千人!

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ミシガンスタジアム Big House

Comerica Parkが約4万2千人、東京ドームで約5万5千人で、その数の約2倍です。いかに大きいかがわかるかと思います。

事前にHPで情報をチェックしたときは、ハンドバックですら持ち込み禁止で、財布、携帯、小型カメラ程度しかダメと書いてあったので、さぞセキュリティチェックが厳しいかと思いきや、結構すんなり入れました。

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Big House内にある売店

敷地内に入ると、ベースボールスタジアムなどと同様に、ホットドックやポテトなどが売っている売店、さらにはミシガン大のオフィシャルグッズを取り揃えるThe M Denも入っていて、どちらも長蛇の列です。

大学リーグのアメフトの試合だけど、収益体制が上手く整っているなと思わず感心してしまいました。10万人×$20-$50… すごい…

試合前にはブラスバンドによる行進が行われ、会場を盛り上げています。ブラスバンドの隊列までもがM字になっています。

そして、選手入場。

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Go Blueの横断幕の下を駆け抜け入場する選手達

この日の対戦相手はRutgers university(白のユニフォーム)。

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試合開始

エンドゾーンのライン付近に席を取ったので、最終ラインのせめぎ合いが見れました。このプレイを再開するときの両チームが見合うことをscrimmageというらしいです。両チームの間の仮想的な線を a line of scrimmageというのだとか。

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scrimmage

実はアメフトの知識ゼロだったので、細かいルールはよくわかりませんでしたが、相手の陣地へ攻めるということくらいはわかったので、十分楽しめました。また周りで応援している人達がかなり熱いので、雰囲気も味わえます。

隣の女性から、後ろの家族連れ、前の老夫婦まで叫びまくりです。

get down! take it!

良いプレーをすると、

I like it!

 

アメリカで一番人気のスポーツとだけあって、年齢性別問わず、みんなアメフトが大好きなんだな、と感じられました。

 

ハーフタイムには、ブラスバンドやバトンの世界大会で入賞したミシガン大学の学生などによるパフォーマンスなどがありました。もちろん最後は、みんなでMの文字です。

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ハーフタイムショー

クォーター間の休みやタイム中などには、チアリーダーや体操クラブ?の学生と思われる人達が、バク転したり、組体操のようことをして会場を盛り上げてくれていました。ここでもやはり、全員で”MICHIGAN”を表現していました。

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MICHIGANの”N”の文字

アメフトも雰囲気も味わえて、かなり満足です。また行きたいなと思いました。ただ、外に3時間近くいるので、この時期は相当暖かい服装でないと体の芯まで冷えます。また、左右の人と膝や肩が当たるくらいの座席の狭さが難点かな。

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