NY州とミシガン州の交通ルールの違い

アメリカでは州によって交通ルールが微妙に違うようです。

少なくともNY州とミシガン州には違いがありました。NY州からミシガン州へ引越して来て、最初の数日は結構戸惑いました。以下は、ミシガン州の運転免許を取るときに、knowledge testの勉強で知ったルールです。

【赤信号で左折可能!?】
日本とアメリカのルールの違いに「赤信号で右折可能なこと」と書きましたが、実はone way(一方通行)の道からone wayの道へと左折する場合には、一時停止した後かつ車が走って来なければ「赤信号でも左折可能」です(少なくともNY州とミシガン州では)。さらにミシガン州では、two way(両面通行)の道からone wayの道へ左折することも可能です。もちろん左折する方向とone wayの進行方向が同じ場合に限ります。

ミシガン州で運転をし始めた当初は、赤信号なのに左折している車を良く見かけたのでビックリしました。左折せずに待機している車もいたので、てっきり待ちきれない車が信号無視をしているのかと思いました。待機している車のドライバーは、ミシガン州以外で免許を取った人なのかもしれません。

 

【Michigan Left(ミシガン・レフト)
もう1つ大きな違いは、Michigan Leftと呼ばれるものです。2車線以上の大きな道路では、交差点で左折ができない場合が多々あります。その代わりに、交差点を過ぎると中央分離帯にU-turnレーンがあり、そこで左折することで方向転換し、先ほど過ぎた交差点で右折すれば良いのです。

言葉ではわかりづらいので、例えばこのサイトの絵を見てもらえればわかるとおもいます。

交差点周辺に限らず、頻繁にU-turnレーンがあるので、いつでも方向転換可能となります。慣れると意外に便利です。そして、このミシガン・レフトは先ほどの「赤信号で左折」にも関係があります!

U-turnレーンに入った後は、左折して対向車線に入ります。その際にU-turnレーンによっては信号があります。ここで先ほどのルールが適用されるのです。でも1つ注意が必要で、対向車線にそのまま入るならOKですが、信号を直進する方向に進みたい場合(例えば、駐車場に入る、モールに入るなど)には車が来ていなくても赤信号で行くのはアウトのようです。これも言葉では分かりづらいので、このサイトを見るとわかると思います。ページ上から1/3くらいのところにIMPROPER left turn on redと書かれた絵があります。

こんなふうに他の州にも独自のルールがあるのだろうか・・・
他の州へ運転する場合には、予め調べたほうが良いかもしれません。

 

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です