デトロイト ダウタウンをプラプラ散歩

wallpainting

 

久々にデトロイト ダウンタウンを散策してきました。

デトロイトは、全米で上位に入る治安の悪い場所、市の財政破綻など、悪いイメージが多いかと思います。でも、19世紀には五大湖周辺にある都市の交易の中心地として栄え、さらに20世紀に入ると自動車産業でさらに発展を遂げた街でもあります。

ダウンタウンを歩いてみると、当時に作られた建物と新しい建物が入り混じっていて、ビルを見歩く散歩というのも面白いかと思います。

bill1 bill2

左の写真の一番高いビルが、One Detroit Center。1993年に完成したビルで比較的新しい。ミシガン州で2番目に高いビルだそうです。ちなみに、一番高いビルは、この場所からも見えるGMのルネッサンスセンター。

右の写真はCadillac Tower。1927年に建てられたビル。

こういうビルが沢山並んでいます。見た目は古くても中に入ってみると、ものすごく綺麗だったりするので、散策すると結構面白いのです。

insidebill
One Detroit Centerの内部

 

外から見ると明らかに不自然な連絡通路が高層ビルをつないでいます。後から無理やり繋げたような感じがあります。右のビルはGuardian Building、左はOne Woodward。

bill3

Guardian buildingにはBank of Americaなどのオフィスが入っているようです。以下が入り口。特徴的な建物です。

Guardian building
Guardian building入り口

中に入ってみると、かなり素敵な感じです。

insidebill_BOA1
Guardian buildingのエントランスホール
insidebill_BOA2
Guardian building内にあるBank of Americaのスペース

 

この建物は観光名所にもなっているようで、無料ツアーもあるようです。右の写真は、建物内にあるBank of Americaの受付スペース?のようです。休日だったので、残念ながら閉まっていました。

 

 

 

スポンサーリンク

 

こちらは1900年頃にデトロイトの建築家によって建てられたWayne County Building。ネオバロック様式。

Wayne County Building
Wayne County Building

 

次の写真は、One Campus Martius(比較的新しい)と呼ばれる建物の内部。吹き抜けになっていて、光とともに水が帯のようにモニュメントの隙間を流れ落ちていて綺麗。

insidebill2

 

下の写真はRosa Parks Transit Center。バスステーションのようです。黄色いMoverも近くを走っています。(Mover: ダウンタウン内を走る無人モノレール)

transitcenter

rosa_parks

バスステーションの名前にもなっているRosa Parksさんの記念碑がありました。知らない人だろうと思い、内容を見たら思い出しました。

1950年代、まだ人種差別がひどかった時代に、バスの席を白人に譲るのを拒み、逮捕された人で、公民権運動の母と呼ばれています。

晩年はデトロイトで暮らしていたようです。

 

 

ちなみにダウンタウン中心部とはいえ、高層ビル街から少し離れると、ところどころ荒廃した建物もまだ残っていたりします。人気が無い場合は、日中とはいえ、やはり近寄るのを躊躇います。

borobill

 

休日だったため、あまり多くのビル内に入ることはできませんでしたが、中々面白い散歩でした。可能なら、天気の良い平日に再度プラプラしてみたいです。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です