電車でシカゴへ

出張でシカゴへ行くことになり、どうやって行くのがベストか少し悩みました。

デトロイトからシカゴへ行くには、(ヒッチハイクや自転車など非現実的な方法を除くと)3つの方法があります。

1、飛行機を使う

2、車で行く

3、電車を使う

1の飛行機の場合、フライト時間は約1時間半。そこに空港へ、または空港からの移動時間が含まれます。金額は時期にもよるだろうけど、往復$200-$250くらい。国内便なので1時間〜1時間半前に空港へ行く必要があるのと、税関審査を通ることの面倒さを考えた末に、今回は飛行機は却下。値段的にも一番高くなるかも。

2の車の場合、google mapによると約4時間半から5時間半。途中休憩を考えると+30分〜1時間くらい。ギリギリ許容範囲の運転移動時間。自分のペースで行けるという利点と運転後の疲れ(×2、往復分)という弱点を天秤にかける必要あり。金額面で言うとガソリン代以外に駐車場代がかかるのだけど、調べてみるとシカゴでの駐車場が馬鹿にならないことに気づく。大都市ならではの価格で平均1日$25。。。安いところでも$15くらいのようです。1週間滞在すると・・・

3の電車の場合、一番時間がかかります。どの駅から乗車するかにもよるけど、約6時間くらい。良い点は、車内でwifiが使える、ぼーっと座っていられる、値段が安い(片道約$40!)、ことです。

 

以上のことを踏まえて、今回は敢えてアメリカで初の超距離列車に乗ってみることにしました。Amtrakという鉄道会社のWolverineという列車がデトロイトとシカゴのUnion stationを結びます。

Pontiacから始まり、Troy → Royal Oak→ Detroit → Dearborn → Ann Arborと主要な駅に停まります。

Wolverine at Troy station
Wolverine at Troy station

Troyからの乗車だと$41でした。AAAメンバー割引もあり、結局$37で行けました(ただし2日前までにAAAのHPから申し込む必要あり)。エコノミーとビジネスクラスがあるのだけど、エコノミーでも十分の広さで綺麗でした。

同僚がビジネスクラスに乗っていたので、写真をパシャリ。気持ちよさそうに寝ています。確かにエコノミーよりは広かったです。

Amtrack_seat
ビジネスクラスの座席

車内には食堂車があり、サンドイッチ、ハンバーガー、お菓子、ドリンクなどが購入可能。やや高めです。

せっかくなので車内を端から端まで歩いてみることに。

Amtrack2
最後部の車両からの眺め

車両間には当然ドアがあるのだけど、さすがアメリカと思ったのはドアを開けるボタンが2箇所あるところ。1つは手で押す用。もう1つは、足でキックして押すボタンです。手が荷物で一杯の時に便利!

車内ドア(足でキックするボタンあり)
車内ドア(足でキックするボタンあり)

若干の遅れもあり、結局6時間半近くかかりました。ただ、降りるとすぐにダウンタウンだったので、そこは便利です。

後日、車で向かった別の同僚の話を聞いたところ、車で飛ばすと4時間くらいらしいです(80 mile/hで走れば。。)。UIC (University of Illinois at Chicago)の駐車場を利用して、$12/日程度で停められるとも言っていました。

車窓から景色を見つつ、のんびり電車も悪くない。でも4時間半くらいで行けるなら、次は車にしようかなとも思いました。

 

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